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【Web】マーケティングを学ぶための人気おすすめ本を紹介【販売戦略の勉強】

マーケティング(marketing)」とは、「商品の販売を促進する活動」という意味でよく使われる言葉ですが、とても奥深い概念です。

これからはSNSやブログやYouTubeなど、個人で情報発信できる手段がますます賑わってくるので、マーケティングが必須科目となりつつあります

今回は、おすすめのマーケティング本を紹介していきます。

ジャンルや傾向によって3つに別けて

  • マーケティングの入門書・教科書
  • 天才マーケターのマーケティング本
  • Webマーケティングのおすすめ本

の順で紹介していくことにします。

マーケティングを学びたい人は、ぜひ参考にしていってください!


★しっかりと学べる!マーケティングの入門書・教科書★

「マーケティング」の理論が体系的にまとめられている教科書タイプの本を紹介していきます。

マーケティング本は、「こうやれば成功した!」みたいな、再現性の無い体験談や思いつきを語った本も多いです。そのようなものを完全否定するわけではありませんが、ちゃんと編集されたものをまず読むべきだと思っています。

読み通すのに苦労しますが、後々まで残る自分の財産になります

『この1冊ですべてわかるマーケティングの基本』安原智樹

マーケティングの基本

マーケティングの基本

教科書的に、しっかりとマーケティングの概念や勘所を学ぶことができる良書です。

同じ「基本シリーズ」として、「ブランディングの基本」「経営戦略の基本」「広告の基本」なんかもありますね。

基本的な事項が過不足無くしっかりとまとめられています。娯楽本のようにすらすら読める気安さはありませんが、これを一冊読めばマーケティングで多様される基本的な概念を理解できるでしょう。

STP、PEST、SWOT、3C、4Pなどのフレームワーク、消費者調査の注意点、フェルミ推定の効果的な使い方、B2Bビジネスにおけるマーケティング手法などなど、ビジネスマンなら必ず学んでおきたい項目を包括的に押さえることができます


『図解マーケティングの教科書』日経デジタルマーケティング

図解マーケティングの教科書 (日経BPムック)

図解マーケティングの教科書 (日経BPムック)

日本経済新聞が「教科書」と銘打って出版しているマーケティング本です。

よくまとまっていて、「図解」でビジュアライズされているので、より直感的に理解できます。

日経らしく、成功している企業のケーススタディが豊富なので、現実に即した勉強ができるのが大きな強みでしょう。

しっかりと事例が伴っている上に、丁寧な図解で分かりやすく、言うことなしのマーケティング本です。


『最新マーケティングの教科書 2017(日経BPムック)』日経デジタルマーケティング

最新マーケティングの教科書 2017(日経B Pムック) (日経BPムック)

最新マーケティングの教科書 2017(日経B Pムック) (日経BPムック)

日経新聞が年度ごとに発行している、マーケティングのムックです。(ちなみに「ムック」とは、ガチャピンと一緒にいる赤いヤツではなく、雑誌と書籍の中間みたいな様式の本のことです。)

世の中にはどんどん新しい販売手法や新商品が生まれます。

マーケティングの世界は日進月歩で進化していくので、傾向を知りたいのであれば年度ごとにアップデートされるムック本が最適なのです

2017年版は、2016年から2017年にかけてヒットした「ポケモンGO」や「欅坂46」など、最新のコンテンツも分析の対象になっています。

他にも、先進企業のケーススタディや、業界データ&ランキングは、さすが日経といったところ。業界の動向を把握しておくのに役立ちます。

経営者、ビジネスマン、就活生など、ビジネスに携わる人にとって、読んでけっして損はしない内容です。


『図解 実戦マーケティング戦略』佐藤義典

図解 実戦マーケティング戦略

図解 実戦マーケティング戦略

今となっては古い本ですが、過去に何度もベストセラーになっています。

核となる部分を学ぶには、最新の事例をまとめたものよりも、昔からある名著を読んだほうが良い場合もあります。

米国MBA流の経営戦略を日本流にアレンジし、また大企業のみならず中小企業にも適用できる形に落とし込んだマーケティング戦略です

マーケティング目標を数値で管理する実践的な内容で、今読んでも学ぶところは多いです。


『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』フィリップ・コトラー、ケビン・レーン・ケラー

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

世界中のビジネススクールで使われている教科書の和訳になります。

マーケティングを専門的に学んでいて、本書を知らない人はいないでしょう。

コトラーは、「マーケティングの神様」「近代マーケティングの父」と称される、マーケティング論が専門のアメリカの経営学者です

ページ数が膨大な大著ですが、写真や図が豊富なので、思ったよりは読みやすいです。とは言え、一流の大学院生が使う教科書なので、かなり歯ごたえのある内容です。

マーケティングの研究者を目指す人には避けて通れない本ですが、自分のビジネスに応用したい、程度であれば、もっとエッセンスを抜き出した本を参考にするのがいいかもしれません。

もちろん、体系的で本質的な知識が身につく一冊なので、読んで損は絶対にしないと思います。

値段がとても高いし、Kindle版などにも対応していないので、入手するだけでもけっこう骨が折れます


『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』フィリップ・コトラー

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

  • 作者: フィリップ・コトラー,ヘルマワン・カルタジャヤ,イワン・セティアワン,恩藏直人,藤井清美
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/08/21
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る

「上の分厚い書籍を読むのはさすがに……」という方におすすめしたいのが本書です。

「コトラーの最終講義」として、今までのマーケティング理論をダイジェストでまとめています

それだけでなく、デジタル時代、スマホ時代に対応して、マーケティングの考え方をさらにアップデートさせています。

ビックデータ分析やゲーミフィケーションなどにも踏み込んで分析しているのは流石です。

Amazonの内容紹介に載っている、「目次」だけでも見る価値があると思います。

本書のほうは、安価でKindle版も対応していて、文章も読みやすいので、マーケティング初心者でも楽しく読破できると思います。



★とにかく面白い! 天才マーケターによるマーケティング本★

マーケティングで多大な成功をおさめた、天才マーケターによるマーケティング本を紹介していきます。

やはり「マーケティング」を武器にしている人は、その文章や語り口も非常に魅力的です

「教科書タイプなんて堅苦しくて読めねえよ!」という方でも、こういう本なら最後まで読み通せると思います。

純粋に読書体験として満足度が高く、とても勉強になるエンターテインメントです

『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ

上で紹介した『図解 実践マーケティング戦略』や『白いネコは何をくれた?』などの著書も執筆している、有名マーケターの佐藤義典氏のベストセラーです。

専門的な内容も書ける著者が、あえて堅苦しさをなくし、誰にでも読み通せるように分かりやすく面白く書いた、マーケティング・エンターテインメントです

タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」という言葉は、マーケティング業界でよく言われる言葉で、「商品を売るためには顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味らしいです。

じゃあ、その『価値』とは一体何なのか? に答える形で、ストーリーが進んでいきます。

とても読みやすいマーケティングの入門書で、敏腕マーケターのスゴさが体感できます


『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』森岡毅

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

大阪USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の入場者数を劇的なV字回復に導いた実績があり、日本のハロウィンブームの火付け役でもある、天才マーケター森岡毅氏の書籍です。

マーケターとか戦略コンサル界隈には胡散臭い人がいくらでもいますが、この人は本文の天才で、現状では日本一の実力と実績を持つマーケターと言っても過言ではないと思います

マーケティング入門書としては本書を、USJの事例により焦点を当てたものがよければ、『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) 』がおすすめです。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

両方とも超良書なので、どちらかは絶対に読んだほうがいいです。(できれば両方とも読みたい。)

大局を見渡す視点に加え、数字を重視する合理的なマーケティングが得意な森岡氏ですが、現場を経験した人ならではの泥臭さも感じられて、とても勉強になった本でした。


『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』森岡毅、今西聖貴

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

上で紹介した森岡毅氏と、シニアアナリストの今西聖貴による、マーケティング戦略論の著書です。

数字(確率)を重視して、成功する確率を上げていく方法が書かれています。

マーケティングの基本は数字であり、説得力のある数字を見せることができなければ、人を動かすマーケターにはなれないのです

数学的な発想で戦略を考えることのみならず、自分のアイデアを数字で補強する技術も身につくと思います

「プレゼン」や「企画書」などで数字による説得力を示す必要がある仕事をしているのなら絶対に読んだほうがいいです。


『「空気」でお客様を動かす』横山信弘

「空気」でお客様を動かす

「空気」でお客様を動かす

買うつもりがなかったものをついつい買ってしまうことは、消費者としては十分にあります。

映画観のポップコーン、山頂のカップヌードル、通常の値段からするとあり得ないくらい高いのですが、納得した上で買ってしまいますよね。

消費者(お客様)は、それほど合理的に判断して何かを買っているわけではないのです。

モノをついつい買わせてしまう「空気」を、どうやって味方につけるか、ということが書かれています。

販売のみならず、対人関係においても有効な知見が多く得られます。

営業の仕事をしているセールスマンの方にもおすすめです


『シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは』ジョセフ・シュガーマン

シュガーマンのマーケティング30の法則  お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

アメリカの伝説的なセールスライターが、顧客に商品を買わせるための法則をまとめた虎の巻です。

著者自身の成功した作例を元に解説されているので、説得力があります。

ジョセフ・シュガーマンは、全米屈指の広告文の書き手で、アメリカでは伝説のマーケターとして扱われています。

「糸井重里」や「ジャパネットたかた」のような強烈なキャラクターで売るタイプではなく、オーソドックスに顧客の心を捉えるスタイルなので、私達にとっても真似はしやすいでしょう。

ともすれば、ありふれた当然のことばかり書かれているように見えますが、それだけシュガーマンの影響力が大きかったということでもあります。

マーケティングの精髄が詰まった30項目であり、自分がスピーチや宣伝文を考える際に、ちゃんと法則を意識できているかチェックするようにして使うのが良さそうです



★ブロガーやアフィリエイターにもおすすめ! Webコンテンツのマーケティング本★

インターネットの登場によって、企業のみならず、個人の単位でも「マーケティング」が行われるようになりました

SNSやブログやYouTubeで、顧客(視聴者)の心を惹きつけ、アクセス数を稼ぐ行為もまたマーケティングの一種です

Webという場所でマーケティングする上での基本的な概念やルールなど、自身が無い人はしっかりと本を読んで勉強しておくことをおすすめします。

『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』松尾茂起、上野高史

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉

Webで文章を書くとはどういうことか?」をわかりやすく説明した人気のマーケティング本です。

『マーケティング』が概論、『ライティング』はより実用的な教本となっています。

まずは『マーケティング』から読んでみましょう。

Webライティングというのは、ある種特殊な場で、「SEO(検索エンジン最適化)」というものが求められる場合があります。

もちろん、あえて「SEO」を無視して書くというのもアリです。

ただ、マーケティングを重視する場合、ウェブ上の文章を書く上で、SEOをまったく知らないというのはさすがにマズいです

「SEO」とはどういうものなのか、SEOに強い文章を書くにはどうすればいいのか、といった基本的なところが解説されている実用的な入門書で、知識ゼロからでもすんなり読み通せると思います。

「アクセス数なんてこだわらずに自分の好きなものを書きたい」というブロガーの方には必要ないですが、PV(ページビュー)を増やしたい気持ちがあるのであれば、読むことをおすすめします。

ここに書いてある手法を取り入れるにしろ取り入れないにしろ、知っておくことは重要だと思います

言うまでもなく、収益化目的のアフィリエイターならば必須知識です。

なんとなく界隈のことを知っているなら『ライティング』から読んでもいいと思います。まったく知識が無いのであれば『マーケティング』のほうをまず読みましょう。


『最小の手間で最大の効果を生む! あたらしいWebマーケティングの教科書』西俊明

最小の手間で最大の効果を生む!  あたらしいWebマーケティングの教科書

最小の手間で最大の効果を生む! あたらしいWebマーケティングの教科書

Webマーケティングにおいて重要なことを、わかりやすく紹介している、まさに「Webマーケティングの教科書」です。

基本的な内容が多いですが、それでもインターネットやパソコンに疎い人にとっては、非常に得るところの大きい内容だと思います。

もしウェブサイトや企業SNSを運営しなければいけない立場になったり、自分でWebマーケティングを実践したいと思うのであれば、本書で基本的なところを押さえておいて損はないです。

「やることが多すぎて何からはじめていいのかわからない」を解決する本で、実践的な道筋もちゃんと示してくれるので、初心者にとっては良書だと思います。


『なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?―― 3Cで強化する5つのウェブマーケティング施策』権成俊、村上佐央里、木村純

なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?―― 3Cで強化する5つのウェブマーケティング施策

なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?―― 3Cで強化する5つのウェブマーケティング施策

  • 作者: 権成俊,村上佐央里,木村純,鳴海拓也,春日井順子,佐藤晶子,後藤裕美子,株式会社ゴンウェブコンサルティング
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2017/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ウェブ担当者、ウェブ制作をする予定の人に向けて、Webマーケティングの戦略の手ほどきをする主旨の本です。

著者が多いので、しっかり体系化されている感じでもないですが、ウェブマーケティングは変化のスピードが早いので、基本的なマーケティング理論を押さえた上で、変化に適応していくことが求められます。

ウェブ界隈というある種特殊な世界に踏み入っていかなければならない人にとって、本書は心強い手助けになるでしょう

聞いたことのない言葉がたくさん出てくると思いますが、最初からそこまで真面目に受け取らず、力を脱いて目を通してみることをおすすめします。


『マンガでわかるWebマーケティング ―Webマーケッター瞳の挑戦!』村上佳代、ソウ、星井博文

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―

「PV」や「CVR」といった、基本的な用語がわからない人は、まずは本書でさらっとウェブ業界の雰囲気を掴んでおくのがいいかもしれません

漫画ですが、空気感をつかむためには、むしろ漫画形式のほうがわかりやすく効率が良かったりします。

漫画だけでなくしっかり解説文もついてくるし、読んで無駄になる内容ではないので安心してください。

「DMP」や「MA」といった、デジタル用語の専門知識もフォローされているので、それなりにウェブ業界に詳しい人でも勉強になるレベルです。

下手な書籍よりもずっとわかりやすくて勉強になる漫画なので紹介させていただきました。

「Webマーケティング? なにそれ美味しいの?」というレベルの人は、こっちから読んだほうが良さそうですね。



以上になります。

マーケティング業界には胡散臭い人が多いので、「マーケティングの勉強」と言うと鼻で笑われたりもするのですが、当然ながらためになるちゃんとした本もたくさんあり、一度先入観を取り払って読んでみるのがいいと思います。

仕事上の経験からも言えますが、自分の先入観とかフィーリングってくだらないもので、やはりちゃんとマーケティング理論を意識すると全然違ってきます。過去の自分の思い上がりが恥ずかしくなるくらいに。

もちろん、中身がスッカラカンのままマーケティングだけ頑張っても駄目なんですけどね(笑)

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